治験というものを皆さんはご存じでしょうか?経験したことのない私が、その世界に足を踏み入れてみてきました。
皆さんはどういったイメージがありますか?今回、お話するのは、美容に関する治験です。
美容に関しても治験があるというのは興味深いことだと思いますので、是非、読んでみてください。
読みたいところから読める目次
1.治験にとりあえず登録してみた
治験というと、どのようなイメージがありますか?
私はまったくよくわかっていなくて、とりあえず登録だけしていたという感じでした。
登録は、どなたでも無料で登録することができます。
治験のサイトを検索すると、いくつか出てきますので、気になった治験のサイトに登録してみてはいかがでしょうか。
治験というと、健康に関するもの、薬の実験台になるようなイメージがあるかもしれませんが、そういったものばかりではないんです。
ちなみに、イギリスでは新型コロナウイルス感染症に健康な人がかかって、約66万5000円がもらえるという治験を今後する予定だそうです。
その金額で、新型コロナウイルス感染症にあえてかかりたいという人はどれぐらいいるのか考えてしまいます。
夫にその話をしたら、660万円ならしてもいいとのことでした。
桁が1桁違いますね。
私は、66万円でも治験に参加してもいいのではと思ってしまうタイプのようで、この話をテレビで知った時、私だったら参加してもいいとか思ってしまいました。
話を戻しますね。
そのような病気や薬の治験だけでないんです。
世の中には、色々な治験が存在しているようです。
治験の内容によって、報酬の金額もまちまちのようです。
1週間ぐらい入院しないといけないものもあります。
しかし、その分、報酬は15万円とか高額になるようです。
2.今回、私が体験した「美容」の治験
今回、私が体験した治験は、もっと軽いものです。
何せ、初めての治験でしたので、どのようなものなのか、そちらの方に興味を持ってしまいました。
私が今回、初めて治験をしたものは、美容に関するものです。
守秘義務があるので、詳しくは書けませんが、病気や薬だけでなく、美容といった幅広い分野でも治験が存在しているようです。
私はいたってシンプルで、ただ普通に生活すればいいだけという、誰にでもできるものなので、とても気軽に取り組むことができています。
病院への来院も3日だけなので、とても気軽に参加できるものとなっています。
もちろん、その分、報酬としては少額なのですが、それでも、治験というものはどのようなものなのか興味が以前からあったので、参加できるだけありがたいと思っています。
言ってみれば、社会勉強です。
ただし、万歩計をつけて、毎日測定するなど、報告する必要はあります。
来院日近くになったら、毎食、何を食べたか記入しないといけません。
美容に関するものなので、食べ物でいかに左右されるのかが知りたいんだと思います。
私とは別に、決まったものを食べて、美容の効果を測定する人たちもいます。
つまり、普通に生活する人と決まったものを食べる人と、美容にどのような差が出るのか、測定したいようです。
私は決まったものを食べる必要はなく、普通に生活すればいいだけでしたので、とても簡単に取り組めました。
毎日、報告することを忘れなければ、苦労しなくても、気軽に参加できた治験でした。
来院して、何を知りたいのかというと、どうやら部位によっての美容成分についてのようでした。
来院したときには、かなり念入りに、美容成分の測定がされます。
拘束時間は3時間ぐらいと長いですが、ただ測定されるだけですので、苦痛ではありません。
美容に関する商品を開発している会社が病院に依頼して、成り立っているもののようで、
1ヶ月に1回、測定して、美容成分を解析して、商品開発に役立てるようです。
美容商品開発の裏側には、こういった努力が存在しているんですね。
たとえば、サプリメントとか健康食品とか、そういった類のものも、治験などを活用して、商品開発しているようです。
女性なら、誰もがお世話になる美容関連商品。
こういった裏側を知ることで、いかに苦労して商品が開発されているか知ることができました。
今回、私が参加させていただいた治験のように、美容分野など幅広く種類があるようですので、興味のある方は治験のサイトに登録してみてもおもしろいかもしれません。
3.「治験」ってなにか?を解説します(ナールスエイジングケアアカデミー編集部)
新しい医薬品を開発する際には、厚生労働省から認可をもらうために臨床試験を行います。このことを「治験」と呼んでいます。
人に対してのお薬の効果(有効性)や副作用(安全性)、適切な容量などを確認するために、
治験はなくてはならない大切なステップです。
でもその前に、動物を対象にして、開発しようとしている新しい「お薬のもと」にどんな作用があるかを慎重に検討します。
試験をした結果、病気に対する効果が期待できて、大きな副作用もないと確認された「お薬のもと」だけが、「お薬の候補」となります。
ここから治験がスタートします。
治験は全部で4つの段階で試験が行われますが、平均3~7年間をかけて有効性と安全性を確認していきます。
第I相試験は、健康な人で行う
おもに健康な人を対象にくすりの安全性や、からだの中でどのくらいの速さで吸収されて、どういった作用があって、どのくらいの時間で体外に排泄されるかを調べます。
第II相試験は、少数の患者さんで行う
次に、くすりの効果や副作用、効果的な使い方(容量、間隔、期間)について、少数の患者さんを対象として調べます。
第III相試験は、多数の患者さんで行う
ここまでに得られた結果をもとに見られたお薬の効果(有効性)や副作用(安全性)が、多数の患者さんにも当てはまるかどうかを最終確認します。
第IV相試験は、新しいお薬の発売後で
厚生労働省から新しくお薬として認められ、発売された後、さらに多くの患者さんで使用されますので、引き続き、お薬の効果と安全性を調査します。
「製造販売後臨床試験」とも呼ばれています。
4.「美容分野」では、どんな臨床試験があるか?(ナールスエイジングアカデミー編集部)
お薬だけでなく、健康食品、化粧品などの有効性と安全性を確認するためにも臨床試験は行われています。
catcatcatさんが初体験された治験ですが、厳密にいえば、医薬品以外で効果や安全性を核にするのは「臨床試験」になります。
でも、多くの臨床試験モニター募集の会社では、医薬品以外でも「治験」という言葉が使われています。
さて、食品の臨床試験だと、トクホ(特定保健用食品)の表示許可を得るためには、ヒトで食べたり飲んだりして効果があることを、臨床試験を行って科学的根拠を示す必要があります。
化粧品の場合、広告で効果を謳うことに対して様々な制限があります。
ですが、アイクリームなど目元のシワ予防などのアイテムで「乾燥による小じわを目立たなくする」、という効能を示す表現が使われているのを見たことがある方も多いと思います。
この表現をするために化粧品メーカーは臨床試験を行い、科学的に効果を確認して、広告で使えるようにしました。
このように、開発したい化粧品を塗ることでシワの改善ができるか、日焼け予防ができるかなど、お肌悩みの症状の改善効果について色々と臨床試験が実施されています。
その他にも、洗顔料では皮膚試験が行われることがあります。たとえば、皮脂の量が減ることの評価や洗顔後の保湿効果の評価があるようです。
また顔のたるみ予防の美容ドリンクや、顔のしみ、くすみ、角質肥厚に効果的なピーリングエッセンスなど、美容分野においても様々な臨床試験が実施されています。
<参考記事>
プラセボは化粧品やメイクアイテムを使う際も効果的!美肌をサポート
5.エイジングケアアカデミー編集部コメント
catcatcatさん、貴重な治験体験をご紹介いただき、ありがとうございました。
医薬品にくらべて化粧品や食品などの治験は、日帰りのものが多くて、参加しやすいようです。
それでも知らない方からすれば不安があるので、チャレンジにはハードルが高いですよね。
そんな治験の実体験情報はとても貴重だと思います。
この「私の知らない世界~美容治験~ by catcatcat」が、美容関連の臨床試験モニターに興味のある方や、治験そのものに興味のある方のお役に立てることと思います。
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ)
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、
その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
ぜひご登録をお待ちしております。
▶キレイと健康のお役立ち情報が届く、ナールスのメルマガ登録はこちらから
nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。 nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、 ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、 お客様にご参加いただいた座談会や スキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。 きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。 下記から、どうぞ。 ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」