チューブ容器で使いやすく、べたつかず伸びの良い質感。塗ってすぐしっとり感を実感しました。
ノンケミカルながらSPF・PA共に最高値、ウォータープルーフ、美容成分配合、化粧下地効果と、エイジングケア世代に嬉しい日焼け止めです。
リニューアルポイントと実際の使用感を紹介します。
読みたいところから読める目次
1.ノンケミカルでSPF・PA共に最高値に!
米国皮膚科学会によると「お肌の老化の80%が紫外線による影響」と言われています。
2022年2月にリニューアルされた「ナールス ヴェール」は紫外線対策はもちろんブルーライトからも肌を守り、エイジングケアもできる多機能UV化粧下地です。
「ノンケミカル」の日焼け止めでありながら、SPF・PA共に最高値※になりました。(※現在の日本において)
・SPF40 → SPF50+
・PA+++ → PA++++
ざっくり言うとSPFは日光を浴びることによってひきおこされる日焼け(サンバーン)やシミなどの肌変化を防ぐ効果、PAは肌の黒化(サンタン)や光老化による顔のたるみやシワを防ぐ効果を表します。
エイジングケア世代の方には、「SPF・PA値が大きいと肌負担も大きいのでは?」と感じられる方も多いと思います。
それには2種類のサンスクリーン剤(紫外線吸収剤・紫外線散乱剤)の特徴が影響しています。
以前はSPF・PA値が大きい日焼け止めには、サンスクリーン剤として効果が高い「紫外線吸収剤」が多く使われていました。
「紫外線吸収剤」は、紫外線を熱などのエネルギーに変化させることで肌への紫外線ダメージを防ぎます。
その際、人によってはアレルギー反応や炎症・カサツキを発生させてしまうため、「SPF・PA値が大きいと肌負担も大きい」と言われます。
一方「紫外線散乱剤」は、紫外線を反射・散乱させることで肌への紫外線ダメージを防ぎます。
散乱剤はその原料の特徴から白っぽい仕上がりになってしまうのがデメリットでしたが、最近では白浮きしにくい仕様に改良されてきています。
「ナールス ヴェール」で使われているのは、「紫外線散乱剤」だけです。
なかでも肌負担が少なくアレルギーを起こしにくい「酸化亜鉛」や「酸化チタン」が選ばれています。
20代のころ、夏の浜辺で使った(当時)SPF最高値の日焼け止めはべたべたして伸びも悪かったのを思い出しました(笑)日焼け止めの進化を実感します。
それでは、リニューアルされた「ナールス ヴェール」の使い心地をお伝えしますね。
2.使ってみて実感したポイント
まずは、チューブ容器になって使いやすさを実感しました。「最後まで使い切りやすい」のはエコだし、ムダがなく嬉しいですね。
ただし、初めてお使いになるときには慎重に押してみることをおすすめします(^^)/
パール粒1つ程度の量を左右の頬、おでこ、鼻の上、口の下の5カ所に分けてのせます。(これを2回繰り返すとムラなく塗れます)
紫外線はマスク越しにも窓越しにも通過してきます。
さらに、スマホなどから発せられるブルーライトも肌老化の原因とされていますから、しっかり塗っておきましょう。
以前より柔らかなテクスチャーになったような?すっと伸びがよくクリームとミルクの間のような質感で、べたつき感はありません。
しっとり感のアップも実感!リニューアルして
これらの高保湿成分が追加配合されました。
肌が乾燥していると肌と肌の間に隙間ができバリア機能が弱まっている状態なので、紫外線の影響を強く受けてしまいます。
エイジングケア世代の私たちはどうしても乾燥してしまいがちだから…高保湿成分は強い味方です。メイク落としをするまで心地よさが続きました。
独自の肌色処方で、ふんわりと肌を整えてくれます。
その上からパウダーをはたいて、透明感のある肌に仕上がりました。余分な皮脂だけを選択的に吸収するパウダーが配合されているんですね。どうりで、テカリ・化粧崩れしらず♪
また、UVケアしながらエイジングケアもできてしまうのが「ナールス ヴェール」の魅力。
選び抜かれた3つの植物由来成分が追加されました。もちろんナールスゲンも推奨濃度で配合されています。
紫外線から肌を守りつつ、エイジングケア・化粧下地としても活躍してくれる「ナールス ヴェール」。お値段は、1本35g入りで4,180円です。実感として2か月ぐらいは使える量でしょうか?
初めての方は、2,980円でお試しできます。初回お試しには、ナールスの化粧水「ナールス ピュア」と、メイク落とし「ナールス エークレンズ」の2回使い切りパックが付いています。
3.メイク落としはナールスエークレンズがおすすめ
「ナールス ヴェール」は、汗や水でもメイクが崩れにくいウォータープルーフ処方です。
肌にとどまり紫外線から守ってくれる一方、メイク落としでちゃんと落としてあげる必要がありますね。
メイク落としには「ナールス エークレンズ」の使い心地が気に入っています。
- 弱酸性のアミノ酸系洗浄剤で、朝の洗顔にも使える優しい処方
- クレイ(海泥)の吸着力で汚れをしっかり落としてくれるから、W洗顔不要
- 「金コロイド」で活性酸素を除去、お肌の酸化を防ぐ
- 肌荒れ防止成分・肌バリア機能改善成分配合
- マツエク中でも使える
などなど「ナールス エークレンズ」は、エイジングケア世代にぴったりのメイク落としです。
「ナールス エークレンズ」のジェルの薄いピンク色の見た目と「肌に吸い付く」ような質感、オイルフリー・水性ジェルのさっぱり&しっとりの洗いあがりが心地いいですよ。
義務感からのメイク落としから、楽しみながらメイク落としができるようになりました(^^)/
より効果的に汚れを落とすために、
- 乾いた手と乾いた顔で
- 帰宅後すぐもしくは入浴前に
メイク落としをしましょう。
2/24にはナールスオンラインセミナーで「シミ対策は間違うと悪化も!皮膚科医直伝の見分け方と動画で見る美容医療」が開催されます。
エイジングケア世代に多いシミの見分け方や症状、原因、予防法、治療法などについて手軽に知ることができます。正しく学んで正しくケアをしていきましょう!
4.ほとんどのシミは紫外線の影響がある!(ナールスエイジングケアアカデミー編集部)
シミは、同じように見えても種類がいろいろあります。
大人のシミは、大きく5つに分類されますが、イボもシミと間違いやすく、また多くの場に紫外線が悪影響を与えています。
ここでは、2月24日のセミナーでもお話される予定のシミの種類や症状、原因について簡単にご紹介します。
1)老人性色素斑
シミの中で、もっとも一般的なのが、この老人性色素斑です。
別名、「日光性黒子」や「日光性色素斑」ともいわれるように、過去に浴びた紫外線が原因となって時間の経過とともに現れるもので、通常40歳前後から目立ち始めます。
また、顔以外にも、腕、肩、デコルテ、手の甲のシミなどができやすいとされています。
2)対称性真皮メラノサイトーシス(ADM)
ADMは、Acquired Dermal Melanocytosisの略称で、後天性真皮メラノサイトーシスや遅発性太田母斑様色素班とも呼ばれています。
一般的なシミは、表皮にメラニンが増加するのに対し、ADMでは真皮にメラニンが増えてしまいます。
なぜ、皮膚の深い部分にメラノサイトができてしまうのか、はっきりとはわかっていませんが、遺伝的な要素が原因の1つ。
また、ホルモンバランスの乱れや加齢、紫外線ダメージ、間違ったスキンケアなども原因と考えられています。
3)炎症性色素沈着
炎症性色素沈着とは、ニキビや傷、肌荒れなどで皮膚が炎症を起こし、その後色素沈着してシミになったもの
皮膚が炎症を起こすと、体内に参加を促進する活性酸素が増え、メラノサイト(色素細胞)を刺激します。
すると、チロシナーゼという酸化還元酵素が活性化し、チロシンを黒色メラニンへとつくり変えてしまいます。
このメラニン色素がお肌に残った状態が炎症性色素沈着なのです。
主な原因は、ニキビやかぶれ、やけどや外傷などで、紫外線はあまり関係していません。
このほか、メイクを落とす時にコットンでふき取る、強く擦って洗顔する、からだをナイロンタオルなどでゴシゴシ洗う、といったスキンケア習慣のある人は、接触皮膚炎を起こすこともあるので、日頃から肌ダメージを与えないことを意識しておくことが大切です。
<参考記事>
4)そばかす(雀卵斑)
そばかすは、目の周りや頬などに多く現れるシミの1種で、小さな茶色の斑点がスズメの卵の殻に似ていることから、医学的には雀卵斑(じゃくらんはん)と呼ばれています。
多くの場合は遺伝性で、幼少期から発生し、思春期に顕著になるのが特徴です。
また、色白の人に多く現れ、紫外線によって色が濃くなったり、広範囲に広がったりする傾向にあります。
5)肝斑
肝斑は、主に30代後半〜40代以降の女性に多く見られるシミで、頬骨のあたりを中心に、額や口の周辺などに左右対称で現れます。
また、輪郭がはっきりせず、薄い褐色のシミが広範囲に現れるのが特徴です。
顔色全体への影響が大きく、お肌や顔の印象も左右してしまうので、30代・40代の方には注意していただきたいシミなのです。
その原因として考えられるのは、女性ホルモン。
妊娠や経口避妊薬(ピル)の服用で肝斑が発生する場合があり、閉経後は肝斑が現れなくなるのも、女性ホルモンとの関係性を裏付けているといえます。
また、紫外線は、肝斑の直接的な原因ではないものの、シミと同じくメラニン色素によるものなので、日常の紫外線対策も大切です。
<参考記事>
*女性ホルモンの変化を知って、楽しく生きる! | 中川ゆう子さん
*女性ホルモンのバランスを整えて美肌をキープ!(飯塚美香さん)
6)脂漏性角化症
脂漏性角化症とは、シミがさらにイボのように盛り上がってきたものです。
老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)、年寄りイボ、出っ張りジミなどとも呼ばれ、イボの表面はザラザラ、ボツボツして膨らみを持っているのが特徴です。
医学的には皮膚の良性腫瘍で、原因は加齢による皮膚の老化や紫外線。手の甲にできやすく、また顔や頭など、全身にできてしまいます。
症状としては、最初は1〜2mmくらいの大きさですが、放置しておくと少しずつ大きくなることも。
色は、淡褐色から黒色で、形も平らなものから隆起しているものまで、さまざまあります。
このように多くのシミは、紫外線が原因であったり影響を受けます。
そのため、日焼け止めをはじめ紫外線対策はとても大切です。
5.ナールスエイジングケアアカデミー編集部コメント
かしらもさん、一番乗りでリニューアルした「ナールスヴェール」の記事をご執筆いただきありがとうございました。
リニューアルポイントや実際の使用感も詳しくご紹介いただきました。
かしらもさんの記事にもございましたが、リニューアルポイントの一つとして、高保湿成分のヒト型セラミド、ヒアルロン酸を追加配合しているので保湿力もさらにアップしています。かしらもさんも以前よりもしっとり感をご実感いただけたようですね。
かしらもさんのこの記事、「リニューアルしたナールス ヴェールを体験!使いやすいUV化粧下地 byかしらも」がナールスエイジングケアアカデミーの読者のみなさまのお役に立つことを願っています。
著者・編集者・校正者情報
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
ぜひご登録をお待ちしております。
▶キレイと健康のお役立ち情報が届く、ナールスのメルマガ登録はこちらから
nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。 nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、 ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、 お客様にご参加いただいた座談会や スキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。 きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。 下記から、どうぞ。 ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」